Power BI Desktopは基本的にほとんどの機能が無料で使えます。
利用可能なライセンスオプションはユーザーのニーズに合わせて異なりますが、分析機能に関しては基本的には無料版ですべての機能を使うことが可能です。
無料と有料の大きな違いは、分析した結果を他人と共有できるかどうかです。
ここでは、無償アカウントでどこまで他人と共有が可能なのかを詳しく解説します。
Power BI Free (無料版):
このライセンスは無料で利用できます。
Power BI Desktopを使用してレポートを作成できます。
レポートを作成したら、Power BI Serviceに公開および共有できますが、制限があります。たとえば、データの更新が制約されたり、高度なセキュリティ機能が利用できない場合があります。
無料アカウントのユーザー同士でも、Power BIレポートを共有することは可能です。
レポートを共有するには主に以下の3つの方法があります。
・作成者がレポートを指定サーバーにアップし、閲覧者はブラウザで見る
・作成者が共有フォルダにPBIXファイルを置き、閲覧者はブラウザで見る
・作成者が共有フォルダにPBIXファイルを置き、閲覧者はPower BI Desktopで見る
このうち、無料アカウントでも共有できる方法は、3つ目の「作成者が共有フォルダにPBIXファイルを置き、閲覧者はPower BI Desktopで見る」です。
ブラウザで見ることがきないため、やや面倒ではありますが会社の方針でPROユーザーになれない場合などはこの方法を使うと良いでしょう。
また、共有フォルダと記載しましたが、メールなどで相手にPBIXファイルを添付して送っても問題ありません。
ちなみに1つ目の「作成者がレポートを指定サーバーにアップし、閲覧者はブラウザで見る」に関しては、作成者が有償アカウントであれば、閲覧ユーザーは無料アカウントでも問題ありません。
しかし、2つ目の「作成者が共有フォルダにPBIXファイルを置き、閲覧者はブラウザで見る」に関しては、作成者、閲覧者ともに有償アカウントでなければならないのでご注意ください。
いかがでしたでしょうか。
もし、共有方法などでお困りのことがございましたらお気軽にコメントをいただけると幸いです。コメントいただいた質問に関してはなるべく記事で取り上げていきたいと思います。
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